外壁塗装で使われる人気の塗料や種類とは?塗料の情報まとめ!

人気の塗料

外壁塗装に使われる塗料にはたくさんの種類があり、外壁塗装初心者からするとどう選べばいいのかわかりませんよね。
かといって外壁塗装業者の言うがままに塗料を決めるのも、本当にいい塗料なのか不安が残ります。

外壁塗装を始める前に塗料についての知識は最低限知っておきたいものです。

こちらでは塗料の種類とともに、人気の塗料まで紹介していきますので是非参考にしてみて下さい。

塗料の種類はもちろんですが、どんな特性を持っているのか、どのくらい長持ちするのか、どんな材質に使ったらよいのかを知りましょう。

●Check Point●
塗料は外壁塗装においてもっとも多くの部分を占める材料の一つです。
見積もりの段階でどんな種類のものを使うのか、価格はいくらかといったことをしっかりと把握しておくことが求められます。外壁塗装は高い料金を支払わなければならないので、ぜひ塗料の種類についても良く知っておきたいものです。

外壁塗装で使われる塗料の種類

塗料のイメージ
外壁塗装で用いられる塗料には大きく分けて基本的に五つほどの種類があります。
各社がしのぎを削って新しい塗料の開発に励んでいますので、これから新しい塗料の種類が発売される可能性もあります。

塗料に含まれる顔料の成分によってグレードが変わり、耐用年数や価格が異なります。

塗料のグレードによって耐用年数や価格が変わる

まず外壁塗装に用いられるものとしてはアクリル系の塗料が挙げられます。
続いてウレタン系塗料シリコン系塗料フッ素系塗料といった種類が用いられます。
これら4つのグレードは、顔料として使われる成分の違いから発揮する効果が異なってきます。

さらにラジカル塗料という最新技術を備えた種類の商品が販売されています。
ラジカル塗料は顔料の違いではないのですが、近年の人気ぶりから新たに4つのグレードと比較されるようになりました。
加えて環境にやさしい塗料として注目を集める遮熱塗料、光触媒塗料などの種類を使う人もいます。

●外壁塗装用塗料のグレード別の特徴早見表●

塗料の種類 耐用年数 平米単価相場 特徴
アクリル系塗料 4~7年 1,000~1,200円 耐久性が低いのでこまめに外壁の色を変えたい方向け。
ウレタン系塗料 8~10年 1,600~2,000円 できるだけ費用を抑えたい場合はコチラ。
シリコン系塗料 10~15年 2,200~3,500円 コストパフォーマンスに優れた最も人気のある塗料。
フッ素塗料 15~20年 3,300~4,500円 とにかく外壁塗装の頻度を抑えたい方向け。

外壁塗装に使われる各塗料の特徴や効果・性能

外壁塗装を成功させるためにはそれぞれの種類の塗料にどのような特徴があるのかを知る必要があります。
塗料のグレード別に耐用年数や価格、特徴をみていきましょう。

アクリル塗料:塗料の種類①

アクリル塗料の大きなメリットは何よりもその安さです。
1平方メートル当たりの価格は900円~1,300円ほどで他の塗料の追随を許さない安さとなっています。

また発色が良く、塗りたては鮮やかな色を出すことが可能です。
施工性も良いので、重ね塗りをする時にも簡単に行うことができます。

外壁に用いると耐用年数が4,5年と短くなってしまうのですが、内装に用いればこれより長持ちするので自分で家の壁を塗りたいという方は試してみる価値があるでしょう。
もしくは短期間での塗り替えを検討している場合もアクリル塗料にはメリットがあります。

ウレタン塗料:塗料の種類②

ウレタン塗料は壁全体に用いるというよりも剥がれが気になる部分に使うことの多いものです。
密着性に優れており、比較的価格も安いので他の塗料と併用することもあります。

>>ウレタン塗料の外壁塗装:特徴や耐用年数とは?

シリコン塗料:塗料の種類③

シリコン塗料は現在もっとも人気のある塗料の一つで、価格と耐久性のバランスの良さが特徴です。
耐用年数10~13年ほどと比較的高く、費用対効果の高い塗料となっています。

仕上がりがきれいなのも人気の秘密で、外壁塗装を頼んでもきっと満足のいく仕上がりになることでしょう。
環境にも優しい塗料として知られているので、それも人気の秘密となっています。

特に油性のシリコン塗料であれば高耐久・高光沢でアルミやステンレスにも塗布できるという大きなメリットがあります。

ラジカル塗料:塗料の種類④

これまではシリコン塗料が人気でしたが近年注目を集めているのがラジカル塗料という塗料です。
「ラジカル抑制技術」という高緻密無機シールド層によって劣化を防ぎ高耐久性に優れています。

耐用年数は13~15年前後とシリコン塗料よりも長いにも関わらず、価格はシリコン塗料と同程度の為、現在大変人気のある塗料となっております。
2012年に塗料メーカーの最大手日本ペイントから発売されてから、多くの支持を受け、他の大手2社(関西ペイント、エスケー化研)も取り扱うようになりました。

日本ペイントから発売されたラジカル塗料ですが、これはアクリル樹脂を使用した塗料になります。
アクリル塗料といえば塗料のグレードでいいますと、本来であれば一番耐久性の低い塗料の種類になります。

しかし日本ペイントのすごいところは、このアクリル塗料に「ラジカル抑制技術」を加えて、高耐久性を実現したということです。

この画期的なラジカル塗料は、これまで主流だったシリコン塗料と取って代わる塗料の種類だと言えるでしょう。

塗料選びでお悩みの方はまずこちらのラジカル塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

フッ素系塗料:塗料の種類⑤

これらに加えて外壁塗装に用いられるのがフッ素を含んだ種類の「フッ素塗料」です。
フッ素塗料は外壁塗装に用いられることの多い塗料の中でもっとも高品質でもっとも高価なものです。
耐久年数はおよそ15~20年と言われており、一度塗ればかなり長い間その品質を維持できます。

美観意識の高い企業の外壁などに用いられることが多く、一般家庭でフッ素塗料の塗料を選ぶ方は多くありません。
というのは人気のシリコン塗料などと比較しても価格の差は明らかで、予算に相当余裕がないと選べないものだからです。
多少高いお金を出しても長期間外壁塗装を長持ちさせたいという場合には選ぶことができるでしょう。

グレードだけじゃない!塗料の種類を分ける要素

塗料にはグレード以外にも種類を分ける要素があり、それぞれ特徴や扱い方が異なりますのでみていきましょう。
要素は2つで、水性か油性、一液型か二液型の違いになります。

あまりイメージが付きにくいかもしれませんが、簡単に言いますと、シリコン塗料でも例えば一液型の水性のシリコン塗料や二液型の油性のシリコン塗料があるということです。

水性塗料・油性塗料

水性塗料と油性(溶剤)塗料の違いは塗料を希釈するのに水を使うのかシンナー等の溶剤を使うかの違いです。
水性塗料は水での希釈になりますので特に危険性はありませんが、油性塗料では危険物である溶剤を使用しますので取り扱いには注意が必要となります。
シンナーにも強弱があり、最近では弱溶剤と言われる健康被害の少ないものまで登場しております。

水性塗料は臭いが少なく取り扱いも簡単ですが、油性塗料と比べると寿命が短く、艶が落ちやすいのに加えて塗装可能な下地が限られるというデメリットもあります。

反対に油性塗料は溶剤特有の臭いが強いのですが、塗料の寿命も長持ちして艶も長続きしますので、汚れに強いというメリットがあります。

一液型塗料・二液型塗料

一液型と二液型の塗料の違いは希釈とは別に、硬化剤を必要とするかどうかによる違いです。
硬化剤とは塗装直前に混ぜ合わせるもので、塗った塗料がしっかりと固まって塗膜を形成させる役割を持っています。

一液型塗料とは硬化剤がすでに適量入っているもので、塗料の攪拌(かくはん)をする必要がないので作業効率が高い塗料になります。
価格も比較すると安く、余っても次の日に使えるますが、耐久性が低く塗装箇所が限られる場合があります。

二液型塗料は塗装前に硬化剤を入れて攪拌する必要があり、かつ混ぜた後の塗料はすぐに使わないといけません。
価格も比較すると高くなりますがその分耐久性も高く、一液型と比べると大体3年ほど長くなります。

塗る場所によって違う?塗料の用途

作業道具イメージ
忘れてはならないのは、塗る場所によって必要な塗料が異なるということです。
例えば木の部分には弾性塗料を塗ることが重要です。

木部は常に収縮を繰り返しているため弾性塗料を塗ることで劣化の速度を落とすことができます。

一方で鉄部はどんな種類でも塗料をそのまま塗ってしまうとはがれやすくなるので、必ず接着力の強い溶剤を塗料に混ぜて使うようにします。
またわざと表面を傷つけて塗料が接地する面を増やしてはがれにくくする「目粗し」という方法もあります。

屋根の塗装も外壁塗装の際に一緒にしてしまうのが一般的です。
屋根もかなり広い面積を塗らなければならないので、この費用も計算しておくようにします。
もし費用に余裕があれば断熱塗料を塗っておくと夏は涼しく、冬暖かい家にすることができるでしょう。

塗料を選ぶ時のポイント

外壁塗装に使う塗料の種類ごとの性能や特徴は確認できましたので、次は塗料選びにおいて考えるポイントについて説明します。
塗料選びにおけるポイントは以下の通りです。

  • 価格:塗料選びのポイント①
  • 耐用年数:塗料選びのポイント②
  • 下地の状態:塗料選びのポイント③
  • 付加価値:塗料選びのポイント④

それではこの4つのポイントについてみていきます。

価格:塗料選びのポイント①

価格はどのご家庭にも重要な塗料選びのポイントになりますよね。

とにかく安く抑えたい場合はアクリルやウレタンなどのグレードの塗料を選ぶと良いのですが、耐久性が低いので現在ではあまり使われておりません。
一般的なご家庭であればフッ素塗料は費用対効果を考えるとあまりおすすめできません。
足場の面積が大きくなるようなご家庭では一回の塗装で長持ちさせたほうが良い場合もありますので、そのようなお住まいの方は検討すると良いでしょう。

一般的なご家庭であれば費用対効果の高いラジカル塗料や一般的によく使われるシリコン塗料がおすすめです。

耐用年数:塗料選びのポイント②

外壁塗装はお住まいの保護を目的としていますので当然、耐用年数も塗料選びのポイントとなります。

耐用年数を求める分価格も上昇してしまうのがネックです。
コーキングの寿命が約10年であることから、同じタイミングでメンテナンスができるように耐用年数が10年以上の塗料の種類を選ぶようにしましょう。

シリコン塗料以上のグレードであれば10年以上の耐用年数になりますので、こちらを中心に検討しましょう。

下地の状態:塗料選びのポイント③

下地の種類や劣化状態によっては使用できる塗料が限られる場合があります。
強力な密着性が必要となる金属の下地には一液型が不向きであったり、下地の劣化状況に応じて密着性の高い油性塗料を選択すべき場合もあります。

せっかくグレードの高い塗料を使ってもすぐに塗装が剥がれてしまうなんてことがないよう、下地の状態に応じて使用する塗料を選びましょう。
下地の種類による塗装の可否は、詳しくは各塗料の仕様に適用下地の記載がありますので、お住まいの下地や塗装箇所と一緒にチェックしておきましょう。

付加価値:塗料選びのポイント④

塗料には遮熱・断熱効果を期待できるものや、防カビ・防藻性能を備えた塗料があります。
汚れを自然に洗い流してくれる光触媒塗料などもあり、高機能を持ち合わせた塗料が多くあります。

その分価格は高くなりますが、予算に余裕があれば高機能型塗料を選ぶのもおすすめです。
外壁塗装でお住まいが快適にできるかもしれません。
>>家計にも優しい!外壁塗装の遮熱・断熱塗料の特徴

外壁塗装で人気の塗料

外壁塗装に使われる塗料には多くの種類があり、それぞれで得られる効果や価格が違います。
塗料選びはすぐ決めるものではありませんので、まずは、予算と外壁塗装に自分が求める効果や耐用年数を考えることから始めると良いでしょう。

それでもなかなか決まらないという方は人気の塗料から選んでみると失敗は少なくなるでしょう。
では外壁塗装に使われる人気の塗料を紹介していきます。

外壁塗装では定番のシリコン塗料

外壁塗装で人気の塗料はなんといってもシリコン塗料のものです。
シリコン塗料は近年になって価格が下がってきたため、費用対効果が高く、多くの家庭で人気で外壁塗装に用いられています。耐久性も申し分ないレベルです。

これから外壁塗装をしたいと思っている方は、人気のシリコン塗料を中心に塗料を選ぶようにしてみてください。

新勢力!近年人気の塗料ならラジカル塗料が断然おすすめ

2012年発売以降、大変人気があるのがラジカル塗料です。
このラジカル塗料の最大の魅力はハイコストパフォーマンスです。

塗膜の劣化の原因となる「ラジカル」の発生を抑える効果を持っており、外壁塗装が長持ちします。
加えてシリコン塗料と同程度の価格ですので、その費用対効果の高さが人気の秘訣です。

とにかく費用対効果の高い塗料で外壁塗装したいとお考えの方にはぴったりの塗料です。
>>最新技術を用いた『ラジカル塗料』その人気の秘密は高性能だけではない!?

外壁塗装で使う塗料の選び方

外壁塗装で塗料に求める性能は人それぞれ違う事でしょう。
塗料には種類に応じた性能がありますので、家の傷み方にあった塗料で外壁塗装することが大切です。

特にこれといったこだわりがないのであれば、塗料メーカーの大手3社から選ぶのが間違いないです。
資金力もあり、塗料開発にかけることができる費用が中小メーカーとは違いがありますので、大手3社の塗料には安心感があります。
また、日本ペイントに至っては創業1881年と長いこと親しまれたメーカーの製品であれば十分に信頼できるものです。

外壁塗装の塗料を選ぶにはまずは今の家の状態を知ることから始めてみましょう。
素人では正確な判断できませんので、家の状態を調べるには業者に調査を依頼すると良いでしょう。

親切丁寧な外壁塗装業者であれば家の状態とそれに合った塗料の説明までしてくれます。

外壁塗装のいろは『準備編』に戻る