外壁塗装での高圧洗浄の必要性

高圧洗浄の必要性

高圧洗浄の必要性

「汚れを落とすだけなのであれば、高圧洗浄をする必要性はないのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。

高圧洗浄の必要性はどれくらい高いのか疑問に思うところです。
高圧洗浄をする場合というのは、主に新しい塗料を外壁に塗る前に行います。
外壁塗装を塗りなおす前に高圧洗浄で外壁を綺麗にすることによって、外壁塗装の塗料の付着をよくします。

高圧洗浄をせずにコケなどの汚れが付着したまま外壁塗装の塗料を塗ると、どんなに付着の良い塗料を使ったとしても、半年から1年という短い期間で塗料が剥がれることがあります。
コケなどの汚れがついたまま外壁に塗料を塗ると、外壁との間に異物があることになるので、剥がれやすくなるのです。
したがって、汚れた外壁のみならず、外壁塗装を行う前には、高圧洗浄をする必要性があるということです。

コケなどの汚れは、ただ拭いただけでもとれるものもありますが、そうでないものもたくさんあります。
ごくたまに、「高圧洗浄の必要性はない」とする外壁塗装の業者もありますが、実はそれは間違いです。

機能の高い高圧洗浄もたくさん登場しているので、外壁を洗う際には、高圧洗浄を使うのが通説です。
なぜなら、外壁となると、年数が経っていれば頑固な汚れも多く付着しているものです。
高圧洗浄は、そのような頑固なコケなどの汚れも綺麗に落としていけるので、その必要性は非常に高いです。

高圧洗浄機の種類とスペック

高圧洗浄機には、主に3つの種類があります。

1つ目は、通常タイプの高圧洗浄機です。
一般的な高圧洗浄機ということです。

2つ目は、トルネードタイプの高圧洗浄機です。
トルネードタイプの高圧洗浄機は、噴射の角度が回転します。
そのため、一般的な高圧洗浄機よりも広い範囲についての噴射を行うことができます。

3つ目は、バイオタイプの高圧洗浄機です。
一般的な高圧洗浄機は水のみでコケなどの汚れを落としますが、バイオタイプの高圧洗浄機の場合には、高圧洗浄機の中に薬品を混ぜてより汚れを落としやすくします。

高圧洗浄機に必要なスペック

高圧洗浄機に最も必要なスペックは、「水圧」です。
高圧洗浄機は、水の噴射の圧力によって、コケなどの汚れを剥ぎ落す機械です。

そのため、水を噴射するための圧力が弱いと、コケなどの汚れをしっかりと落とせません。
したがって、高圧洗浄機を選ぶ際には、しっかりと水圧の高いものであるかどうかが、重要なポイントとなります。

圧力の高い水を噴射できる高圧洗浄機であるのかは、吐出圧力をチェックすれば、簡単に分かります。
吐出圧力には、2種類のものがあります。それが、最大吐出圧力と常用吐出圧力です。

最大吐出圧力は、最大で出る圧力という意味なので、いつもその圧力を出せるわけではありません。
そのため、圧力の高い高圧洗浄機を選びたい場合には、常用吐出圧力をチェックしましょう。
常用吐出圧力は、「常にその圧力を出せますよ」という意味です。
常に高い圧力を出せる高圧洗浄機であることによって、コケなどの汚れを簡単に剥ぎ落せます。

高圧洗浄の相場

高圧洗浄を外壁塗装の業者に頼む場合、その相場は外壁1平方メートルに対して、100円から300円くらいです。
なので、例えば200平方メートルの外壁を持つ家であれば、2万円から6万円でできます。
「そんなに安い価格でできるの?」と思う方もいるかもしれませんが、外壁塗装をする場合には必ずしなければならない工程ですし、材料費がかかるものでもないので、安く行っている外壁塗装の業者が多くあります。

そのため、1平方メートルあたり500円以上の価格で高圧洗浄を行っている外壁塗装の業者には、注意が必要です。
また反対に、「無料サービスで行っている」という外壁塗装の業者にも注意が必要です。
安い経費でできる部分といっても、まったく経費をかけずに高圧洗浄をできるわけではありません。

そのため、どの外壁塗装の業者にお願いしたら良いのか分からない場合には、1平方メートルあたり100円から300円で高圧洗浄を行う外壁塗装の業者というのが、1つの目安となります。

ただし、この高圧洗浄の相場は、水道料金は含まれていません。高圧洗浄機は、たくさんの水を使って行う作業です。
基本的には高圧洗浄を行う家の水道を使って高圧洗浄を行いますので、水道代についてもお客様持ちになります。
たくさんといっても、常識からかけ離れた量の水を使うわけではありません。

事前に、どれくらいの水を使うことになるのか、聞いてみてもいいかもしれません。
また、良心的な外壁塗装の業者であれば、「これくらいの水が必要になる」との説明もしてくれます。

高圧洗浄の注意点

高圧洗浄を行う際には、2つの注意点があります。

乾燥期間

1つ目の注意点は、外壁塗装を行う際の高圧洗浄を行った場合には、乾燥期間が必要であることです。
高圧洗浄は水で行うので、高圧洗浄を行った外壁は濡れたままです。

濡れたまま外壁塗装の塗料を塗り始めると、塗膜のふくれを引き起こす原因となります。
つまり、コケなどの汚れが付着したままのときのように、塗料をしっかりと密着させることができないのです。
したがって、外壁塗装を行う際に高圧洗浄を行った場合には、乾燥期間が設けられます。

乾燥期間として、どれくらい設けられるのかというと、一般的に2日間です。
季節にもよるものですが、最低でも24時間は乾燥させないと、外壁はしっかりと乾燥されません。

そのため、外壁塗装の業者は、休業日などをこの乾燥期間に充てるなどすることが多いです。
例えば、土日が休業日の外壁塗装業者であれば、金曜日に高圧洗浄を行って、土日を乾燥期間に充てるということです。

乾燥した季節でもないのに、乾燥期間を十分にとらない外壁塗装の業者は、注意が必要です。
水の乾く速さは空気の乾燥状態に左右されるもので、外壁塗装の業者の腕によるものではありません。
そのため、乾燥期間を十分にとらないことこそ、その外壁塗装の業者の腕がそうでもないことを意味しています。

高圧洗浄ですべての汚れを落とせるわけではありません

2つ目の注意点は、高圧洗浄ですべての汚れが落ちるわけではないことです。
高圧洗浄は、外壁におけるコケなどの汚れのほとんどを落とせます。

しかし、一口に汚れといっても、様々な種類の汚れがあります。
外壁は長年にわたって外に吹き曝しとなっている部分なので、どんな汚れがついていてもおかしくありません。
また、雨がよく当たる部分とそうでない部分では、汚れの度合いも異なります。

外壁は家の中でも最もこまめに掃除をする部分ではないので、汚れの状態によっては、非常に頑固なものも存在します。
したがって、高圧洗浄をしたからといって、すべての汚れを落としきれるわけではありません。

高圧洗浄を外壁塗装の業者にやってもらったときに、落としきれない汚れが出る場合もありますが、それは外壁塗装の業者の腕が悪いというわけではありません。
高圧洗浄以外の汚れを落とす方法を提案された場合には、なぜその方法が必要なのかしっかり聞きながら判断するようにしましょう。