【必要性】外壁塗装の下塗りは大切な役割を持っています!

下塗り

外壁塗装を行う際は、最終的に目につく上塗り塗料だけでなく、塗装面への上塗り塗料の付着を良くする極めて必要性の高い「下塗り」という工程があります。
日曜大工などをよくする人はペンキ塗りなどをしたことがある人もいますが、家の外壁塗装となるとそうはいきません。

家の外壁塗装では、ただ単に見栄えを良くするというだけではなく、家を守る保護膜となる必要性があります。
特に防水という面では外壁自体にはその効果を持たないので、きちんと外壁塗装をして防水状態を保たなければなりません。

●Check Point●
外壁塗装において、「下塗り」作業は最も大切な作業の一つです。
外壁塗装の成否を決める工程ですので外壁塗装前に必ず確認しておきましょう。

外壁塗装における下塗りとは

その他にも家具や室内よりも長い年月やり直すことがないので、外壁は強い日射や防風雨に耐えながら、何十年もその強度を保つ必要性があります。
それを考えると、通常の日曜大工と同じように考えてはいけないことがわかりますよね。

そして、外壁塗装において肝心な部分は、上塗りをする前にどれだけきちんと下地処理や下塗りをするかにかかっているのです。

必要性の高い下塗りで手を抜いたり、下塗りをしないようなことがあれば、外壁塗装が本来持つべき性能を発揮できず、家が腐ったりする重大な外壁トラブルが発生するのです。
ですから、外壁塗装における下塗り工程は、上塗り塗料をきちんと付着させ成功させるためにとても重要な工程でありその必要性を理解する必要があります。

外壁塗装での『下塗り』の必要性

外壁塗装における下塗りの必要性は、大きく分けて3点あります。

下塗り材は上塗り塗料の密着性を高める効果:外壁塗装での下塗りの必要性

1点目は上塗り塗料と塗装面をきちんと付着させる必要性があるためです。

外壁塗装時に下塗りを怠れば、その分上塗り塗料と塗装面の付着が弱く、容易にはがれ落ちてしまう危険性が伴います。
これによりその外壁塗装部分の強度は著しく低下し、その部分から外壁内部への浸水があれば、家が腐る原因になります。

外壁塗装においてきちんと外壁塗料がシールド機能を発揮するためにも、下塗りで塗装面と高い強度で密着させる必要があります。

下塗り材は塗装面を整える効果:外壁塗装での下塗りの必要性

2点目は外壁塗装が完了した後の塗装面の滑らかさを保つ必要性があるためです。

下塗りをきちんと行わないと、上塗り塗料が塗装面にうまくくっついていない為、その部分だけはがれて凸凹してしまいます。
その為、外見上もその部分だけが汚くなり、外壁塗装直後の滑らかさが早期に失われます。

下塗り材は上塗り塗料の機能を発揮させる効果:外壁塗装での下塗りの必要性

3点目は上塗り塗料の耐久性を100%発揮する必要性がある為です。

外壁の上塗り塗料には高い耐久性があり、強い日射や暴風雨にも耐えうる強度を持ちます。
外壁塗装時に下塗りをきちんとしていなければ上塗り塗料の付き方にムラができます。

これにより外壁の強度にもムラができ、弱い部分から外部の刺激に耐えられなくなった家がトラブルを抱える原因になるのです。

外壁塗装での下塗りの役割まとめ

外壁塗装における下塗りの役割は、簡単に言えば「上塗り塗料」と塗装面をしっかりと付着させることです。いわば両面テープのようなものですね。

上塗り塗料には実は付着機能がほとんどないので、下塗りの必要性は計り知れません。
これは「外壁塗装の強度を100%発揮させること」につながります。

下塗りが上塗り塗料と塗装面を付着させることで初めて、外壁塗装の耐久性が増し、本来上塗り塗料が持っている実力を100%引き出して機能を発揮することができるのです。

外壁塗装・屋根塗装で下塗りをしないとどうなる?

仮に外壁塗装時に下塗りをしなかった場合、早期の段階で上塗り塗料が塗装面からはがれてしまって、外壁は耐久性を損ないます。

外壁は塗装がされていない状態では、例えていえば服をきていない肌のような状態です。
そのような状態で、雨風にさらされて水が浸水し、強い日射にあてられれば、家の劣化は避けられません。

外壁塗装時に下塗りを怠れば、せっかく耐久性の高い上塗り塗料もすぐにはがれ落ちてしまい、家の弱い内部が露出している状態になりますから、家が劣化していく原因となるのです。

なるべくマイホームを長持ちさせたいならば、外壁塗装時には上塗り塗料だけでなく必要性の高い下塗りもきちんと行いましょう。

下塗り材の種類は外壁・症状に合わせて使い分けること

外壁塗装で使用される下塗り材には、いくつか種類があります。

それぞれで性質やどんな外壁に使用する必要性があるかが異なるので、見積もり段階で自分の家の外壁にはどんな塗料が使われているのか、下塗り材が外壁に対してあったものかを確認しましょう。

シーラー:外壁塗装の下塗り材の種類①

下塗り材の種類に「シーラー」という塗料があります。
シーラーはその後に塗られる中塗りや上塗りと塗装面との付着を良くする目的があるだけでなく、塗装面が塗料を吸いこみすぎるのを防ぐ目的もあります。

特に劣化の激しい塗装面では、塗料をたくさん吸いこんでしまう性質があります。
その為そのような塗装面にはシーラーをしっかりしみこませる必要性があります。これにより上塗り塗料が塗装面に浸みこみすぎるのを防ぎます。

水性と油性があり、それぞれ性質が異なるので劣化状況などに合わせて変更する必要性があります。

水性シーラーとは

水性のシーラーには「浸透性が低い・吸い込みにくい」という性質があり、比較的劣化が少ないときに使います。
さらに「乾燥時間が3~4時間」と長めで、下地の状態や環境によってはよりかかる場合があります。「臭いが少ない」という特徴もあります。

油性シーラーとは

一方で油性のシーラーは「浸透性が高い・吸いこみが良い」という特徴から、塗装面の劣化が激しいときなどに使われます。
油性なので乾燥時間は「30~60分と短め」な傾向があり、その他「臭いが強め」という特徴があります。

シーラーを下塗りに使用すると決まったら、塗装面の劣化状態によって水性を使うか油性を使うかが判断されます。

バインダー:外壁塗装の下塗り材②

バインダーと呼ばれる下塗り材は、ほとんど下塗りの吸いこみがない外壁に使用される下塗り材です。

例えばタイル張りの外壁などは、吸着することがほとんどない外壁です。
このような外壁の塗装面に対してはバインダーという下塗り材が使われます。

プライマー:外壁塗装の下塗り材③

プライマーはよくシーラーとの区別ができにくいと言われますが、基本的にはシーラーと同じものです。
業者ごとに、シーラーは薄塗り、プライマーは厚塗りと区別されていたり、水性がシーラーで溶剤がプライマーと考えているところもあるようですが、基本的には具体的な定義はなく、同じものを意味しています。

フィラー:外壁塗装の下塗り材④

下塗り材の「フィラー」という種類のものは、主にモルタル外壁においてヘアクラックなどがある場合や、凹凸の激しい塗装面に対して外壁塗装を行う際に用いられます。

フィラーは厚く塗らなければならない下塗り材なので、特別な「砂骨ローラー」を使用して塗装されます。
サイディングなどで用いられることは通常なく、クラックの発生が著しい塗装面などの場合は先にシーラーを塗ってからフィラーをさらに塗る必要性がある場合もあります。

見積書で『下塗り』の項目をしっかり確認しよう

外壁塗装の見積もりを確認する際は、これらの下塗り代金がきちんと入っているのか、どんな塗料が使われているのかを確認する必要性があります。
それにより、下塗りだけでなく外壁塗装全体を通して信頼できる業者かどうか、最終価格に近い信頼性のある見積もりかどうかの見分けもつきます。

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