外壁塗装の流れ~見積もりから工事完了まで~

外壁塗装の流れ

外壁塗装は人生でそう何度も経験するものではありませんから、外壁塗装にお詳しい方なんてそうはいません。
このページをご覧になられている皆さんが外壁塗装に関してはあまり詳しくはなく、外壁塗装が必要であることは理解しているけれど不安で踏み出せない、という方が多いことでしょう。

●Check Point●
外壁塗装をしようと考えている皆さんが初心者です。
流れを知って、何が必要か、何をすべきなのかがイメージできると、初めてのことでも安心して始めやすくなります。

今回は外壁塗装についてまず初めに知っておいてほしい「外壁塗装の流れ」を分かりやすく紹介していきます。

この記事を読んで分かること
  • 外壁塗装の工事前~工事後までの流れが把握できる
  • 工事中の具体的な工程の画像&解説で流れが分かりやすい
  • 外壁塗装を成功させる為のコツが分かる

外壁塗装工事前の流れ

まずは外壁塗装工事前の流れについてです。
つまり外壁塗装工事の準備は何をすべきなのかについて紹介していきます。

外壁塗装工事前の流れは、まず外壁塗装業者を探し、相談、見積もりを依頼することから始まります。

外壁塗装の業者探し

業者を探す際には、外壁塗装工事を経験した親戚や知人に聞いたり、タウンページやインターネット上で検索したりするとよいでしょう。

一括見積もりサイトで、相見積もりを依頼することもできます。
相見積もりとは、複数の外壁塗装業者に同時に見積もりを依頼し、値段やサービスなどを見比べて検討するやり方です。

見積もりを依頼してからおよそ数日以内には、実際に外壁塗装業者が来宅し、現地調査を行います。
現地調査とは実際に家の状況を調べることを言い、現地調査を行うことで、ぱっと見ただけではわからないような劣化症状がわかり、どのような工事が必要なのかがわかります。

現地調査

外壁塗装業者から様々な質問や確認などがありますので、在宅できる日時を設定して立ち会うようにします。
反対に、外壁塗装の工事は一般人にはあまりなじみがないものですので、不安な点は外壁塗装業者に質問してみましょう

現地調査ではお住まいの外壁の劣化状況を診断します。
汚れの度合いやチョーキング現象やクラック(ひび割れ)等の劣化症状の有無を確認していきます。

コケ・カビコケ・カビの繁殖している外壁
チョーキング現象チョーキング現象

また、外壁塗装の現地調査では塗装面積も測らなければなりません。
外壁の面積を計測して実際に塗料を塗布する面積を割り出します。
窓
ただ建物の外周を計測するだけでは正確な塗装面積とはなりません。
上の写真のような窓や玄関、その他塗装しない箇所もしっかりと計り、塗装面積を割り出していきます。
この作業を行わないで外壁の面積を塗装面積としてしまうと、使用塗料の量が割増しとなって見積もり金額が余計に高くなってしまう恐れがありますので注意しましょう。

外壁塗装業者はこれらの現地調査をもとに見積書を作成します。約1~2週間後、見積もり書が出来上がり次第、外壁塗装業者から連絡が入ります。

●まとめ●
外壁塗装業者は現地調査の結果を元に、見積書を作成し、工事を行います。
現地調査を雑に済ませる業者ですと工事金額が高くなる可能性もありますので、十分な注意が必要です。

関連記事:外壁塗装・屋根塗装の『現地調査』に立ち会わせて貰いました!

契約

見積もり書は、外壁塗装工事にかかる費用を確認するだけではなく、工事の一連の流れを把握する大切な資料となります。
見積もり書の内容を確認した後、納得できれば契約成立という流れになります。

見積もりは複数社から取ることをおすすめします!

外壁塗装において、見積もりが業者選びでのとても重要なポイントとなります。
外壁塗装は建物の状態により金額が大きく変わるものです
パック料金のようなひとまとめにした金額は業者としても設定できるものではありません。

したがいまして、今お住まいの建物に合った作業を行うために現地調査を行い、見積書の作成をするのですが、一社のみから見積もりを取ったところで果たしてその金額は正しいものなのでしょうか?

もし、その一社がいい加減であったり、元々騙そうとして金額を高く見積もりをしていたとすると、外壁塗装で失敗してしまうこととなってしまいます。

●まとめ●
失敗を防ぐためにも複数の業者から見積もりを取って、それぞれを見比べてから判断するようにしましょう。

関連記事:外壁塗装の見積依頼前に必ず読んでおきたい!『正しい見積書』とは

外壁塗装工事の流れ

次に外壁塗装工事自体の作業の流れについて紹介していきます。
外壁塗装は各工事作業に重要なポイントがあります。

外壁塗装工事の流れは一般的に次のようになります。

①近隣への挨拶 → ②仮設足場飛散防止シート設置 → ③高圧洗浄、乾燥 → ④下地調整 → ⑤養生作業塗装、乾燥(三回塗り、付帯部塗装) → ⑥養生撤去 → ⑦確認 → ⑧足場解体、撤去、清掃→ 引き渡し

では順番に外壁塗装工事の流れに沿って確認していきましょう。

●Check Point●
一般的な外壁塗装の見積書にはどのような工事をするのか詳細が記載されており、その内容をしっかりと判断するためにも工事の手順や流れを知っておきましょう。

近隣への挨拶

工事期間中は、騒音や臭い、外壁塗装業者の車や人の出入りなど、近隣の方に少なからず迷惑をかけることになるので、工事着工前に事情を説明し、挨拶をしておくようにします。
外壁塗装業者が先だって挨拶を済ませてくれる場合もありますが、極力自分自身でも伺うようにすると良いでしょう。

仮設足場、飛散防止シート設置

いよいよ外壁塗装工事が始まると、まず最初に作業員がその上に乗って外壁塗装作業をするための仮設足場や、塗料の飛び散りを防ぐ飛散防止シートを設置します。
足場、飛散防止シート
足場の費用は思っている以上に掛かるものですが、外壁塗装には必要不可欠なものですので、事前に大切さを知っておきましょう。

●Check Point●
足場は職人さんが安全にかつ効率よく丁寧に外壁塗装ができるようにするためには必ず必要です。

関連記事:外壁塗装の足場にかかる費用とは?足場の必要性

高圧洗浄、乾燥

次に、塗装をする前の下準備として、専用の高圧洗浄機で汚れを落とします。
高圧洗浄をすることで汚れはもちろん、古い塗膜まで一気に剥がし落としていきます。

外壁高圧洗浄外壁高圧洗浄の様子
屋根高圧洗浄屋根高圧洗浄の様子

家のすべての窓を閉めることはもちろん、鍵もしっかりかけないと家の中に水が入り込んでしまう可能性があるので、注意しましょう。

●まとめ●
高圧洗浄は外壁と塗膜の密着性を高める効果があります。
高圧洗浄がおろそかになると外壁と塗料の間に汚れが入り、早期に塗膜剥離などの不具合が発生してしまいます。
表面が湿っている状態では作業はできませんので十分な乾燥時間をとる必要があります。

関連記事:外壁塗装での高圧洗浄の必要性

下地処理

その後、2~3日かけて外壁の表面をよく乾かしてから、塗料がしっかりと吸着するように壁を平坦にならす下地処理を行います。
高圧洗浄では落としきれなかった汚れをここの作業で落としていきます。
また、クラックが見られる場合は補修を行います。

クラック補修前クラック(ひび割れ)の様子
クラック補修後クラック(ひび割れ)補修作業

この工程は外壁塗装工事の仕上がりを左右する重要な部分です。
細かい作業ですが、丁寧な業者はここに細心の注意を払います。ここまでの流れが完了したら、養生作業に入ります。

●Check Point●
下地処理は外壁塗装において成功のカギを握るとても大切な作業です。
高圧洗浄~下地処理にかけて、外壁の表面の状態を整えることで仕上がりの良し悪しが決まるのです。

関連記事:外壁塗装における下地処理の重要性

養生作業

養生とは塗装範囲ではない部分に塗料が付着してしまわないように、養生シートやマスキングテープなどで、窓、玄関、車などを保護する作業のことです。
養生
養生作業の後は窓が塞がれてしまうので、数日間は窓が開けられなくなります。
洗濯物を外に干すことができなくなりますので注意しましょう。
車は専用のカバーで保護されますが、簡単に取り外すことができるので使用には差支えありません。

しっかりと養生した後、ようやく塗装という流れになります。

関連記事:外壁塗装の作業工程:養生の必要性

塗装、乾燥(三回塗り、付帯部塗装)

外壁塗装は「下塗り、中塗り、上塗り」の三回塗りが一般的ですが、傷み具合や状況によってはこの限りではありません。
塗料の性能を十分に発揮させるためにはしっかり乾かしてから次の塗料を塗ることが大切ですので、必要な乾燥期間を設けながら、数日間かけて作業を進めます。

1.下塗り
まず、シーラーやフィラーと呼ばれる下塗り専用の塗料で下塗りをします。これは後から塗る塗料をしっかり壁に吸着させるための工程です。
劣化がひどい場合や、壁の状態、上に塗る塗料の種類などに応じて、塗料を使い分けたり、塗る回数を増やしたりすることもあります。
下塗り
2.中塗り
次に行う中塗りは一般的には上塗りの塗料と同じものを使用します。
この工程を省かれてしまうと、塗装の剥がれや塗膜不良などの不具合が起こりやすくなります。
中塗り
3.上塗り
最後の上塗りは、中塗りと同じ塗料を使う事が一般的ですが、塗料の色を微妙に変えることで、塗り残しを防ぐ工夫をしている業者もあります。
上塗り
外壁塗装作業の流れと並行して、付帯部の塗装も行います。付帯部とは外壁や屋根以外の部分(ベランダ、雨樋、雨戸など)のことを指します。

全ての塗装が完了したら、養生テープやシートなどを撤去します。
塗装後の確認作業も大切な工程です。

●まとめ●
塗装作業で大切なのは「三回塗り」と「乾燥」です。
この二つは塗料メーカーが仕様で定めているものですので、守らないと本来の塗料の力が発揮されずに不具合が発生してしまいます。

関連記事:【外壁塗装】みなさんは下塗りの役割を知っていますか?

確認

確認作業は、まず業者により行われます。
塗り残し部分、塗料の飛び散りなどの有無を確認し、塗り残し部分は再度塗り直し、塗料の付着は専用の薬剤で落とします。

その次に、家主と業者が一緒に確認するという流れになります。
ここで不具合を見つけられればトラブルが最小限に済みますので、隅々までしっかりと全体を確認します。

足場解体、撤去、清掃

最終確認が済んだら、仮設足場と飛散防止シートを解体、撤去します。
この時にようやく、新しく塗り替えられた家全体を見ることができますので、もう一度全体を再度確認します。
光の当たり具合や、時間帯などで外壁は違った見え方をしますので、様々な時間帯で見てみることがポイントです。

引き渡し

工事の内容、仕上がりに問題がなく、家主、業者ともに納得した上で、引き渡し、工事完了となります。
長い工事期間中に迷惑をかけた近隣の方へ、工事終了の挨拶、ご協力頂いた感謝の気持ちを一言伝えておくとよいでしょう。

関連記事:外壁塗装工事の手順の注意点とチェックポイント

外壁塗装工事を成功させる秘訣!

外壁塗装が無事成功するためには何といっても「当たり前のことを当たり前にする」業者と出会えるかということです。
外壁塗装業者は全国にたくさんおりますが、この外壁塗装の一連の流れの作業の中で問題なく丁寧に塗装をしてくれる業者を選ぶとなると、なかなか難しいものです。

そこで、業者選びは一社だけでは決めないことが成功の秘訣となります。

相見積もりをして、各業者がどのような金額で、どのような作業をしようとしているのかを比較しましょう。

また、当サイトでは楽ペン加盟業者による適正価格で高品質な外壁塗装工事の提供を目指しております。
ご質問や現地調査・お見積もり依頼は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。

また、外壁塗装を考えている皆様が抱える不安を少しでも取り除けるよう、お客様にとって価値ある外壁塗装の情報をお届けしております。
是非参考にしてお住まいの外壁塗装の成功に役立ててみて下さい。

関連記事:初心者必見!正しい外壁塗装業者の選び方

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