外壁塗装を自分でDIYする方法と手順を教えます!

DIYの手順

外壁塗装は費用が大きくかかってしまうもの。
少しでもコストを抑えられればと、自分で外壁塗装のDIYを考えている方もいらっしゃると思います。

外壁塗装業者に頼むよりも安く済むDIYですが、外壁塗装は非常に専門性の高い作業です。
外壁塗装のDIYをする場合は、始める前にしっかりと方法や手順を押さえておきましょう。

DIYする際の注意点も紹介しますので、自分で外壁塗装のDIYに挑戦しようと考えている方は参考にしてください。

この記事を読んで分かること
  • 外壁塗装のDIYを行うメリット、必要になる道具・材料、費用がわかる
  • 外壁塗装DIYの手順・作業内容やかかる日数がわかる
  • 外壁塗装DIYのデメリット、注意するポイントがわかる

外壁塗装のDIYは費用を抑えられるのが最大のメリット

まずはじめに外壁塗装のDIYに必要になるものを確認していきます。

自分で外壁塗装をDIYをする最大のメリットはなんといっても、費用を安く抑えることができる点です。
外壁塗装業者に頼む場合、通常のお家ではだいたい90~120万円かかりますが、DIYですと約25~50万円の出費で済みます。

自分でやる分の労力は掛かりますが、高額の外壁塗装をこれだけ安く抑えることが出来るのは大変魅力的です。

外壁塗装のDIYに必要なものを揃えることから始める

外壁塗装を自分で始めるにあたり、材料や道具を揃えなければなりません。
必要になるものをまとめていきます。

塗料を選ぶ【外壁塗装のDIYに必要な道具・材料を揃えよう!】

塗料のイメージ

外壁塗装で使う塗料を選びます。
外壁塗装では下塗りに使う塗料と、中・上塗りに使う塗料とでモノが違います。

【下塗り塗料】

下塗り塗料は外壁の素材や状態に応じて選びます。
種類は「シーラー」と「フィラー」があります。
下塗り塗料の費用は選ぶ種類にもよりますが、20,000~50,000円ほどになります。

【中・上塗り塗料】

中・上塗り塗料は、選ぶ塗料のグレードによって費用はピンキリです。

扱いやすい1液型の水性の塗料を選ぶとDIYでも比較的作業がしやすいです。
費用をとことん抑えたいという気持ちも非常によくわかりますが、グレードの低い塗料ですと耐用年数が短くなってしまいます。

現在主流となっているシリコン塗料を選ぶのが良いでしょう。
費用は最低でも、100,000円程度はかかると考えてください。

>>【外壁塗装DIY】下塗り塗料にはシーラーが使いやすい!

≫>外壁塗装のDIYでおすすめの塗料

作業道具【外壁塗装のDIYに必要な道具・材料を揃えよう!】

作業道具イメージ刷毛やローラー以外にも外壁塗装をするうえで必要な道具があります。
作業手順に則って使う道具を紹介していきます。

外壁の洗浄
  • 高圧洗浄機
  • ブラシ
  • バケツ
  • 中性洗剤

外壁の洗浄には高圧洗浄機を使うか、ブラシを使った手作業での作業手順になります。
予算上問題なければ高圧洗浄機を使用することをおすすめします。

高圧洗浄機はだいたい10,000~20,000円程度です。
外壁の洗浄に高圧洗浄機を使う場合も、細かい箇所の洗浄には手作業が必要ですので、「ブラシ」と「バケツ」「中性洗剤」も揃えます。

高圧洗浄機は家庭用のものは、プロ仕様のものと比べると水圧が弱い場合が多いです。
しかし、外壁の洗浄作業の手順で洗い残しがあると、塗膜の剥がれの原因になりますので、念入りに洗浄作業を行いましょう。

下地処理
  • コーキング材
  • サンドペーパー

下地処理作業は主にクラックの補修や目荒し作業を行いましょう。

クラックの補修に使うコーキング材は500~1,000円前後です。
目荒しに使うサンドペーパーは200円で揃います。

養生
  • ビニールシート
  • マスキングテープ
  • マスカー

塗装をする前の作業手順で、塗料がついてはいけない箇所を保護するために養生を施します。
ビニールシートとマスキングテープを用意します。

このビニールシートとマスキングテープが一つになったマスカーも使用すると良いでしょう。
単品では300円ほどで手に入りますが、お住まいの大きさや状況によっては複数の購入が必要になります。

塗装
  • 刷毛orローラー

塗装の作業手順では刷毛やローラーを使います。
刷毛は500円程度、ローラーは1,000円程度です。
塗料を入れるバケツも用意しましょう。

その他備品
  • ヘルメットor安全帯

外壁塗装のDIYは高所作業が伴いますので、作業を安全に進めるためにヘルメットや安全帯は必ず用意しましょう。
ヘルメットは2,000~10,000円程度で、安全帯は4,000~15,000円程度かかります。

プロの塗装業者でも毎年落下事故が発生する作業ですので、万が一を発生させないためにも十分に備えておきましょう。

足場【外壁塗装のDIYに必要な道具・材料を揃えよう!】

  • 足場(業者に依頼)

外壁塗装をDIYでする際にかかる費用の中で、一番大きい割合を占めるのが足場代です。
足場は自分で設置するのは困難なため、足場業者に依頼します。

足場の設置の期間と費用は業者次第ですが、足場代は100,000~200,000円程度はかかります。
自分で足場を購入して設置することもできなくはありませんが、安全性も鑑みると業者に任せるのが最適です。

>>【これで安心】単価相場を知って外壁塗装を成功させる秘訣

自分で外壁塗装DIYをする方法と手順、かかる日数は?

外壁塗装のDIYの方法と手順を紹介していきます。
まずは一般的に、作業の手順とそれに掛かる日数、作業方法を簡易的に表にまとめました。

作業手順 かかる日数 作業内容
足場設置 1日間 業者に依頼します
外壁の洗浄 1~2日間 隅々まで丁寧に洗浄します
1日で終わらなければ2日かけて行う作業手順です
乾燥 1日間 外壁が十分に乾いた状態でないと下地処理のコーキング補修も効果が期待できなくなります
次の作業の前日に雨が降っていた場合は間を空けてしっかりと乾燥させましょう
下地処理 1~2日間 クラックの補修やコーキング補修、ケレン作業、目荒しをします
外壁塗装の作業手順の中でも重要度の高い作業です
養生 1日間 塗料が付着してはいけない箇所を保護します
下塗り 1日間 ムラや塗り残しのないように下塗り塗料を塗布していきます
中塗り 1日間 上塗りと同じ塗料を使いますが、塗り残し防止のために少し色が違うものを使うのも良いでしょう
上塗り 1日間 外壁塗装の仕上げの作業です
ここで丁寧に塗らないと仕上がりが色ムラが気になる外壁になってしまいます
養生取り 0.5~1日間 養生を取って仕上がりを確かめます
手直しが必要であれば足場があるうちに行います
足場解体 1日間 業者に足場を解体してもらい、完成です

※上記表は、業者が施工した場合にかかる日数ですので、自分でDIYする場合には2~3倍の時間がかかることもあります。

自分で外壁塗装DIYをする場合には、1か月ほどかかるものと思っておきましょう。

ここからは自分で外壁塗装のDIYをする上で、特に気を付けなければならない作業手順や方法がありますので、作業前によく確認しておきましょう。

自分で外壁塗装をする場合は不純物が塗料に混じらないように徹底すること!

塗装作業風景

外壁塗装の各作業手順では不純物が天敵です。
外壁に汚れやほこり、コケやカビが残っていると、外壁と塗膜の密着性を下げてしまい、その個所から塗膜が剥がれてしまうことになってしまいます。

外壁の洗浄では手を抜かずに隅々まで丁寧に行いましょう。

また、塗料に水分が混じると塗料の持っている性能が落ちてしまいます。
塗料の耐久性が落ちますと、次の外壁塗装が想定より早まることとなりますので、塗料への水分の侵入には気を付けなければなりません。

雨の日は作業はしないこと。
塗装中に雨が降りそうな日は塗装作業をするのは避けましょう。

前日に雨が降った場合も、表面がしっかりと乾いた状態になったことを確認出来てから作業に当たるようにしましょう。

関連記事:雨の日の外壁塗装はできる?

下地処理は外壁塗装で最も重要な作業です!

コーキングイメージ

外壁塗装の方法や作業手順の中で一番重要度の高い作業が下地処理です。
下地処理で手を抜いてしまうと外壁塗装の出来が悪いものになってしまいます。

下地処理が丁寧にできて初めて高品質な仕上がりになる

モルタル壁のお家では、クラックが発生しやすいので、コーキング材を充填して溝を埋めていきます。
サイディングのお家では目地が多いのでコーキングが多く使われています。

このコーキングも劣化していますので、打ち替えか打ち増し作業をして、新しいコーキングを充填する必要があります。
コーキングの補修作業が雑だと隙間から水分の侵入を許してしまうので、丁寧に行ってください。

ケレン作業は、洗浄では落としきれなかった汚れやサビ、古い塗膜を落としていきます。
外壁の表面に残っていた古い塗膜が除去されますので、塗りムラもなく塗料の密着性も上がりますので、外壁塗装の質を高めることができます。
サンドペーパーなどを使って、外壁の表面の凹凸をなくしていきましょう。

金属部分の塗装は、そのまま塗料を塗っても表面が滑らか過ぎるので塗膜の密着性が弱いです。
サンドペーパーで細かく傷をつける目荒しの作業を施すことで、密着性が高まります。

自分で外壁塗装DIYする時の必要な道具・材料まとめ

自分で外壁塗装のDIYをするうえで、道具・材料の購入が必須になります。
以上で紹介してきた道具・材料をまとめてみました。

道具・材料 価格・費用
下塗り塗料 20,000~50,000円
中・上塗り塗料 100,000円~
高圧洗浄機 10,000~20,000円
ブラシ 500円~
バケツ 100~300円
中性洗剤 1,000~3,000円
コーキング材 500~1,000円
サンドペーパー 200円~
マスカー(ビニールシート+マスキングテープ) 300円~(使用量により複数購入)
刷毛&ローラー 500~1,000円
ヘルメット 2,000~10,000円
安全帯 4,000~15,000円
足場(業者に依頼) 100,000~200,000円

自分でホームセンターなどへ行き簡単に手に入るもの、専門のお店でしか手に入らないものそれぞれありますので、それぞれの値段は参考程度にお考え下さい。
ネット通販などで、比較的簡単に手に入るようになりましたが、間違いがないよう購入前は入念に調べる必要があります。

以上を合計すると、およそ239,100~401,300円ほどかかる計算になります。
しかし、お住まいの大きさや状況によっては大きく前後することもあり得ますので、あくまで目安としてお考え下さい。

外壁塗装のDIYがおすすめできない理由とは

ここまで外壁塗装のDIYの方法・手順を紹介してきましたが、実は自分で外壁塗装を行うのはおすすめできません
外壁塗装に掛かる費用が安くできるのは大変魅力的ではあるのですが、以下の理由から、外壁塗装のDIYは避けたほうが良いと言えます。

外壁塗装のDIYのデメリット:時間がかかる

家イメージ

業者に外壁塗装を任せた場合でも、外壁塗装は通常約14日間前後は掛かる作業です。
外壁塗装をDIYでするとなると、仕事や家事の空いた時間で作業を行うことになりますので、最短でも完成までに1か月くらいは掛かります。

季節によっては、天候に恵まれないことで作業が進まず、より期間が長引くこともあります。
外壁塗装は意外と簡単そうな手順や方法に見えますが、実はとても労力と時間を要する作業なので、自分でやるにはとても大変です。

>>外壁塗装の『工事期間』と『工程』は事前に確認しておきましょう!

外壁塗装のDIYのデメリット:工事不良が起こりやすい

工事後トラブル

外壁塗装の作業は専門性が高く、正しい手順と方法、丁寧な作業が求められます。
この塗装技術があって初めて塗料の性能が発揮でき、外壁塗装で大事なお家を守ることができます。

自分で外壁塗装をするDIYでは汚れが残っていたり、塗装ムラができて塗膜の剥がれが起きやすくなります。
せっかく時間と労力をかけたのに、外壁塗装後2~3年して塗装が剥がれてきてしまったら報われませんよね。
工事不良が起こりやすいのが外壁塗装のDIYのデメリットです。

外壁塗装のDIYのデメリット:費用が予想外にかかる場合もある

外壁塗装を行う際には、自分で塗装しても、業者が塗装しても足場が必要になってきます。
この足場を業者からレンタルした場合、期間内に外壁塗装が終わらずに延長料金が発生してしまうことが多いです。

その結果、想定していた以上に費用が膨らんでしまい、結局かかった費用が外壁塗装業者に頼んだのとあまり変わらなくなってしまう可能性も十分にあります。
また、完成するまでの期間は、自分の家の周りに足場が設置されている状態が続きますので、日常生活にも少なからず影響があります。

DIYするか迷っているならまずは外壁塗装業者に相談するのも一つの手

自分で外壁塗装をDIYするか、業者に頼むか迷っているなら、一度業者に相談してみるのも良いでしょう。
優良業者であれば外壁塗装の方法や手順などのアドバイスを貰えるかもしれません。
家の劣化状況によってはDIYじゃできない補修が必要なこともありますので、お家の状態を知るためにまずは業者に調査をお願いしてみるのも良いでしょう。

外壁塗装のDIYは想像以上に慎重な作業を必要とします。
お住まいに合った外壁塗装工事を自信を持ってできないようであれば、無理せずに外壁塗装業者に依頼をしましょう。

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